カーエアコンの嫌な臭いの原因は、エアコン内に発生したカビであることが多いです。
カーエアコンのにおい発生の原因は、空気を冷却するための部品「エバポレーター」で発生。エバポレーターはダッシュボードの内部にある部品です。エアコンをつけるたびに嫌な臭いがする場合は、カビが繁殖している可能性が考えられます。
今回は、車のエアコンから嫌な臭いがするときの対処法についてご説明します。
送風モード時ににおいがする場合、外気導入口の汚れが原因として考えられます。
導入口付近を見て汚れている場合には洗浄しましょう。プラスチック製のカバーを外して内部を洗浄するのがオススメです。
市販の車のエアコン用消臭スプレーは、一時的なにおい対策として有効です。
使い方は、エアコンの吹き出し口にスプレーノズルを差し込み、薬剤を数秒スプレーするだけ。その後、エアコンをつけて10分程度換気します。
ただし、根本的な解決にはならないため、きちんと原因を突き止めて対処することをオススメします。
最も有効なにおい対策は、エアコンフィルターの交換です。
エアコンフィルターがほこりなどで詰まると悪臭が発生しやすくなります。定期的にほこりを吸い取ったり、1~2年ごとに交換することが望ましいです。
エバポレーターは、においの原因やカビの温床となりやすいです。
自分で取り外して洗浄することも可能ですが、ダッシュボードを外したり車の内部に触れる必要があるため、プロに依頼することをオススメします。
ラジエーターやウォーターポンプが破損していると、冷却水が漏れて特有の甘いにおいがします。
冷却水はエンジンを冷やすためのもので、ウォーターポンプの力でエンジン内部を循環します。エンジンの熱によって温められた冷却水は、ラジエーターで冷却されます。そのため、冷却水の量が急に減った場合はこれらのパーツが破損している可能性が考えられます。
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