今回は、「国産タイヤとアジアンタイヤの違いは、価格だけ?その1」の記事でご紹介した、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が定めた等級制度とラベリング制度について詳しくご紹介します。
さて、こちらのラベリングステッカーを参考に価格とのバランスで、タイヤをチョイスし良いと思います。と申し上げましたが、実際どのように販売されているでしょうか?
某日朝刊紙の全面広告に出ていた某量販店様のオリジナルタイヤです。タイヤ製造は国産T社とS社です。赤い矢印のラベリングを見ると、転がり抵抗がA表示以上なので、低燃費タイヤ表示となっています。でもその一方で、ウェット性能がc表示!これが安さの秘密です。a表示のタイヤと比べると、濡れた路面での制動距離にかなりの差が出てきます。この性能品質を理解したうえで、購入された方がいいと思います。さすがに赤い矢印真ん中のピレリーは転がり抵抗A表示、ウェット性能b表示になっています。
同じ量販店様のタイヤですが、こちらの製造元はY社のはずですが、ラベリングがありません。ウェット性能・静粛性に優れ、低燃費による経済性もうたっていますが、国産タイヤなのに、ラベリングが表示されていません。大人の事情があるようです。。
レーシングドライバーのジャンピエロ・モレッティによってイタリア創業でされ、自らの経験から小径ながら握りやすいステアリングホイールを開発し、F1優勝したフェラーリのハンドルがまさにmomoだった事から世界で一躍名声を得ました。
不勉強でそのmomoがタイヤ製造しているとは知りませんでした。
さっそく調べてみると、タイヤ製造の歴史はまだ浅く、「Univergomma SPA社」とmmo社による共同開発でした。
Univergomma SPA社が長年培ってきたタイヤ技術と販売力にmomoのブランド力を融合させたそうです。
現在生産は中国で行われており、momo社のブランドであるにもかかわらず、とても安いです。せっかくですから、日本のラベリング制度に似通ったラベリング制度(測定方法にも違いがありますが、静粛性なども考慮されるそうです)がヨーロッパにもあるので、ラベリングすればいいのになぁと思いました。
今回は、なにか他社様をDisるような内容になってしまい、申し訳なく思います。消費者であるお客様には、同じ品質なら少しでも安く、またある時は、どうしても安くしたいので、多少の品質は目をつむる。これはありうると思います。
国産タイヤでも海外タイヤでも、正確な品質判断と値段のバランスをタイヤ選びの基本と考えていただきたいと常々思っている次第です。
三鷹市にあるカーコンビニ俱楽部みなと自動車工業は、創業65年以上の老舗整備工場。
鈑金塗装や車検、車修理はもちろん、車両販売、保険まで幅広いメニューを取り揃えております。また、国産車だけでなく、ベンツ・フォルクスワーゲン・BMWなどの輸入車も対応可能。
激安のタイヤ交換・バッテリー交換・エアコン修理も行っております。もちろん持ち込みの取付もOK。
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