国土交通省では、高齢運転者による交通事故を防止するために設置された「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議における中間とりまとめを踏まえ、自動車メーカー等の求めに応じ、乗用車の衝突被害軽減ブレーキが一定の性能を有していることを国が認定する制度を平成30年3月に創設しました。今般、平成30年中に申請のあった自動車について認定審査が終了しましたので、その結果を発表いたします。今回は別紙2のとおり国内8社から申請のあった67車種152型式について性能認定を行いました。(国土交通省HPより引用)
静止している前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突被害軽減ブレーキによる制動制御により、衝突しない又は衝突時の速度が20km/h以下になること。
20km/hで同一方向に走行する前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突被害軽減ブレーキによる制動制御により、衝突しないこと。
その1、その2の衝突被害軽減ブレーキによる制動制御の少なくても0.8秒前までに、衝突のおそれがある前方車両の存在を運転者に知らせるための警報が作動すること。掲載した図は、弊社代車のスズキ スペーシアに搭載されている衝突被害軽減ブレーキの作動イメージです。
左記の表にありますが、衝突被害軽減ブレーキは厄介なことにその名称が各社異なります。そこで....
国土交通省は、衝突被害軽減ブレーキ及びその認定制度に対する認知度及び関心を高めることを目的として、AEBSのロゴマーク
を作成したと発表しました。
AEBSは、衝突被害軽減ブレーキの英名である Advanced Emergency Braking Systemの略称だそうです。各メーカーのカタログにこのロゴマークがあれば、衝突被害軽減ブレーキ認定車だということになります。万が一の場合のためにも、これから新車をお求めの際には是非このロゴマークのお車をチョイスしてください!